美容師


久しぶりに、美容師を指名した。
実に4年振り。
その間、自分で切ったり、ふらっと美容院に行って開いている人に切ってもらったり。
特定の担当者を決めなかったのは、特別いいと思える人に出会わなかったのと、
伸びるのが早すぎて維持に困っている髪に、
担当者を一人つけるほどの価値と思い入れを持てなかったから。




今回の担当者との出会いは、一ヶ月前。
ふらりと訪れた地元の美容院に「予約でいっぱいだから」と断られて、
しかたなく、少し遠くにある美容院に行った時に担当してもらった縁。
彼女に決めた「これ」という特定の理由は無いけれど、
「品のいい坊主」という無茶なリクエストに、
それなりの答えを出してくれた彼女の腕に少しだけ惚れたから。




実は、今日も、会社の近くにある美容院にしようか、
自分の通勤を考えると少し辺鄙な場所にある、
彼女がいる美容院にしようか迷ったくらい、まだ決めかねていた。
けれど、土曜の夕方という忙しい時間に予約も取らずに訪れたのに、
頼もしく出迎えてくれて、1ヶ月前のことを覚えていてくれたことが、
素直に嬉しく、来てよかったと思えた。




しかし、今後を考えると、やはり予約は苦手。
やんちゃな髪のために指定した時間に行かなければいけないと考えると、
それだけで気分がめいってしまう。

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