今更だが、今年の花粉症はつらい。
鼻をかんだティッシュでゴミ箱がすぐに一杯になる。
まるで思春期の男の子の部屋のゴミ箱のようである。
一週間ほど前、箱根に旅行した時は、
他の花粉症仲間が、花粉に襲われている一方、
私は症状がほとんど出ることもなく、普段よりも快適な暮らしをしていた。
田舎暮らしが体に合っているのかと思う。
都心とまではいかないが、都内に生まれ育った自分にとって、
自分の帰る場所という意味での田舎は憧れだった。
概して、思い描くその田舎は、
山間にある清流の流れる村だったり、白い砂浜の続く海辺の村だったり。
いつかは、思い描いた田舎に住もうと思う。
けれど、そこは行く場所であって、帰る場所ではない。
そもそも、帰る場所は、初めからそこにあるものではなく、
自身で作らねばならない。
いや、むしろ、いつのまにか作られているものなのだと、
卒業パーティーを終えて思う。
しかし、これを維持するのも大変だ。
名残惜しそうに少しずつ減っていく宴の後の友人たちを見てそう思う。
ついでに、維持費もかかるなぁ…。