PhotoRecによるデータ復旧

 

Cドライブはもういいかといったん諦めHDDをしまいかけたが、なんとかなりそうな気がしてきたし昔の写真を見ていたら、Cドライブの中身も見てみたくなった。Cドライブのみチェックディスクを試みると、次のメッセージが。

 

ファイルシステムの種類はRAWです。RAWドライブにCHKDSKは使用できません

 

この状況のでのこのメッセージはパーティションが壊れている意味らしい。ここで、パーティションの復旧に主眼を置けば良かったもののデータのサルベージしか頭になかったため大きなミスを犯した。試みたのは、PhotoRecという無料のファイル復元ソフト。

 

オープンソースで無料のファイル復元ソフト「PhotoRec」

 

2007年と昔の記事だけれど、今も使い方は変わっていない。

 

ドライブを指定して、抽出する拡張子を選んだら、勝手に探してくれるのだけれど全てのデータから探すのでファイル数がとんでもないことに。そして、時間もやたらかかる。抽出する拡張子をかなり減らしてもjpgだとテンポラリーなどネットの履歴のものも探してくるからどうしようもない。HDDにも負担がかかるみたいで、何度かやり直しているうちにHDDがおかしくなりはじめて完了までに300時間オーバー。10日以上って…。嫌な音を立ててガリガリ言ったり、気が気でない。一晩放置してみたが、途中で完全に止まってしまった。

 

再度、HDDを確認してみると、Dドライブまで不具合がでてきてしまった。ここでパーティションの復旧にとりかかるのだが、「TestDisk」という先ほどの「PhotoRec」と同じ所から提供さており、PhotoRecをダウンロードした際に既にダウンロード済みだった。

 

「TestDisk」の使い方

 

が、既に完全にいかれたらしく無駄だった。最初の段階で試してみていたら復旧していたかもしれないのに。しかたないので、Cドライブをフォーマットしてから、データをサルベージすることに。するとすんなり上手くいった。使ったのは先ほどのPhotoRecなのだが、全データをスキャンしているためとにかく時間がかかる。結局、3000万セクタを16時間以上かけて終わった。卒アルを作っていた頃のためか誰がどこで撮ったかすらわからない写真がぞろぞろと出てきたり、当時ネットで見ていたであろう好色な写真やら1万以上のデータから必要なものの選別にも骨が折れた。Dドライブ復旧時のような懐かしさよりも、浪費した時間と手間を恨めしく思う気持ちの方が上回った。

 

そして、一番欲しかったデータは、一部分だけ、しかも壊れたデータしか復旧できなかったけれど、もうそれでいいような気がしてきた。埋めた場所が分からなくて必死に探したり、見つからなかった中身を回想するのも、タイムカプセルの醍醐味のような気もするから。

 

 

タイムマシーン

MacBook AirをHDDからSSDに換装したはいいものの、取り出したHDDを外付けにするためのハードディスクケースをどうしようか悩んでいた。1.8インチでしかもコネクタが違うし、合うケースなんてあるのかと思ったら、ZIFコネクタ用の物が種類がかなり少ないもののあった。というか、現在売っているものだとこれくらいしか見つからない。

 

東芝製1.8インチハードディスク(ZIFコネクタ)用 外付けケース

 

そういえば、最初に買ったパソコンが壊れて修理に出すとHDDの交換が必要といわれ、いつかデータを取りだせるかも思い念のため元のHDDも送ってもらっていたことを思い出し、外付けとしてつなげてみた。すると、HDDは認識するもののエラーを起こしてしまい、修復を試みるも失敗。Macで修復すりゃ当たり前かと思い、Windowsからチェックディスク。プロパティーからのチェックディスクがうまくいかないので、コマンド プロントで実行。

 

Windows XP でディスクのエラーをチェックする方法

 

再度、つなげてみるとCドライブへのアクセスは相変わらず拒否されるものの、Dドライブは復旧してくれた。中身を見てみると、7年以上の写真がごろごろと。大学時代の写真やボストンにいた時の写真を今は全く持っていなかったので懐かしさに高揚した。HDDって、忘れた頃に見るといいタイムマシーンになりそうだ。どちらかというと、タイムカプセルか。記憶メディアをタイムカプセルにして、10年後くらいに届ける。そんな商売があってもよさそうと思うくらいに過去に浸った。