プンタ・アレーナス2日目


壊れるときは、ものがどんどん壊れていく。
サングラスが壊れ、パーカーをなくし、今度は靴のつま先のラバーが取れそうになっている。まぁ、1000円の2割引きとかで買った安い靴で挑んでるんだから、酷使してればそうなる。旅なんて、歩いてこそなんだから、お金をかけるところを間違っている。ただ、800円の靴にしてはかなりいいけどね。接着剤でつけようかと思ってスーパーに行ったけれど、どれが接着剤なのかよく分からないのでやめた。これから、またアルゼンチンに入るので必要なものは出来るだけチリでそろえたい。たぶん、ウシュアイアの方が物価が高いだろうから。




今日の一日の始まりは最悪。昨日、もよおした吐き気は直ったけれど、のどが痛い。ホテルの空気があきらかに悪そうなので、変えることにしてチェックアウト。12時チェックアウトだから、もう少しまってればよかったのに、早く出てしまいたくて10時前には出て行った。が、そんな時間からチェックインさせてくれるホテルはなく、5件以上あたったが、あいていたのはドミトリーのみ。今日はゆっくりやすみたいから、少し贅沢してでも個室がいい。結局観光案内所へ出向いたりして1時間以上荷物を持って歩いていても見つからないので、元のホテルへ戻ることへ。事情を話して部屋を変えてもらった。あんまり変わらなかったけれど。結局、かなり時間を無駄にした。




その後、マゼラン美術館へ。小さな美術館で、これといったものはなかったけれど、おそらく当時使われた応接室やらがあって、興味深かった。豪華な椅子や装飾品もそうだけれど、この部屋や椅子を数百年前の人が使っていて、時が流れて今に至るのがすごく不思議。職人が作って、使われて、いつのまにか使われなくなって、美術館に飾られて。その過程を考えると、自分の今いる位置がとてもか細く、でもしっかりと存在しているのに気づかされる。歴史って不思議すぎる。




ペンギンツアーまで時間があるので、最南端にあるマクドナルドへいってみようと、コレクティーボに乗って運転手にここっていったら、むちゃくちゃ困った顔をされた。会話にならない言葉を交わした後、しかたないので降りた。残念。車体の上に番号が書いてあって、行き先別の番号が書いてあるのだけど、捕まえるのがなかなか難しい。既に満員だったり、2台続けてきたり、なかなかこなかったり。料金は固定だから使いやすいだろうけど。




最南端のマックはあきらめて、ラーメンを食べに。韓国人がやっているらしいラーメンやへ辛いけど、美味しかった。鼻水出た。まだまだ時間が余ったので、水や明日の移動に食べるかもしれないクッキーを購入して、展望台へ。マゼラン海峡を見下ろせる展望台は、3ブロック先を右に3ブロックなんだけど、その1ブロックがけっこう遠い。しかも、展望台だけあって急斜面。ただ、登り切って港を見下ろしたらきれいだった。その隣には、各都市からの距離が。日本はニセコから12456kmらしい。




いったん、荷物を置きにホテルに戻る途中、サングラスを見つけて購入してしまった。まぁ、これからも必要になるし。風よけとかにも大事だし。だらだらしているうちに、ツアーへ行く時間になった。言われた番号のコレクティーボに乗って、ここっていったけど、正直合っているのか分からないままどんどん遠くへ。ついたのは、街はずれの港。ここから船が出るんだろうけど、どこが待ち合わせ場所なのかもよく分からなかったけれど、ツアー客と思われる人たちが何人かいたので、その周りにいることにした。人はどんどん増えてくるけど、みんな疑心暗鬼。ここでいいのか誰も分からない。そりゃそうだ。




時間になったら、強襲艦みたいなのがきて、トラックやらを下ろして、さらに乗客を降ろしたら感動の再会みたいな抱擁があちこちで起きていた。で、どうも乗るのはこの船らしい。よくわからないけれど、何かに来たついでに観光客を乗せてペンギンの島までいくっぽい。だから、昨日はダメで今日らしい。たぶん。船に揺られること2時間程度で、目的の島に到着。




船を下りたところからペンギンだらけ。あんまり期待していなかったけど、ペンギンかわいい。うろちょろして、怖がらずに前を横切ったり首をひねってみたり。水族館で見るのと全く違うかわいさがある。なんでだろう。水族館のペンギンは生き生きしていないっていったら、水族館に失礼かもしれないけど、やっぱりどこか違う気がする。自分のまわりをうようよしているのが、なんだか愛おしかった。




それはいいとして、せっかく買ったサングラスをホテルにおいてきてしまった。忘れたならまだいいけど、あえておいてくるという判断ミスを、この旅ですでに何度も犯している。こちらの方は、日差しは強くないけれど、とにかく眩しい。太陽を見るとかしなくても、目には悪いはず。とにかく残念すぎる。




夕日が沈む前に島を後にして夕日を見ながらのクルーズ。残念ながら、沈むときは夕日は雲に隠れてしまったけど。港に着いてどう帰ろうか迷っていたらバンがいて、1000ペソやら500ペソで中心部まで送ると。まぁ、そりゃそうだよな。たぶん違法なんだろうけど。運良く500ペソのバンに自分は乗れたからいいけど、コレクティーボはほとんど走ってなくて、バンに乗れなかった人はどうするんだろう。




戻ったら10時過ぎ。ご飯は食べ損ねたし、明日の食事も買い損ねた。まだやってる店はあるけれど、もういいや。




ホテル:10000
食料:630
サングラス;2900
コレクティーボ;350
帰りのバン:500

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