お店の情報から、もつ鍋を食べるものとして行ったけど、もつ鍋屋ではなく九州の郷土料理を集めたお店だった。知ったとき、その中途半端さに少し心がひけたが、食べてみると美味しくてよかった。
カウンターに座ったときから、目に入ったお品書きの中の鶏飯。同じ時間を過ごす人も奄美に少しは関係ある人だし、これはと頼み時を探っていた。しかも、店員曰く「今日からのメニュー」だったし運命と言わざるをえない。
鶏飯といえば、初めて奄美に行ったときに一人で入った食事処で郷土料理というから頼んでみたところ、ご飯と具材とだし汁が分かれて出てきて、なんの説明もなく定員が去り、何をどうして食べていいものか途方にくれてしまった苦い思い出の一品。店員が近くにいなかったか、恥ずかしかったかで食べ方を聞くことも出来ず、ない頭をフル回転させ、目の前にある素材を組み合わせた無難な食べ方を絞り出してなんとか食べたものの、極度のプレッシャーからかどうやって食べたのか、美味しかったのかもよく覚えてない。ファミレスのようなそこそこ大きいところだったし、メニューに食べ方ぐらい書いといてくれればいいのに。最後に鶏飯を食べたときはだし汁を手にかけて火傷したり、言わば天敵のようなものかもしれない。
隣に座る相手にそんな気分を味あわせてみたいのもあって、食事の最後に頼んでみたところ、出てきたのは既にご飯の上に具がのせられ、だし汁もかかっていた。鶏飯風のお茶漬けといったところだろうか。
当初の期待や目論見が崩れてしまい、「こんなの鶏飯じゃねぇ」ってちゃぶ台をひっくり返すかのように、文句混じりでちょっと知ってるふうを装ってみたけれど、そもそも、鶏飯てシメに食べるものなのでもない気がするのだが。知らないけど。パパイアの漬け物もあったら嬉しかったな。
写真をガラゲーで撮ってみたらブレブレで、スマートフォンで撮ってもらった。で、テレビが録画できるだの、3Dで写真が撮れるから3D鶏飯だの散々スマホを自慢されたものに腹を立てて、液晶がひび割れた写真も撮れない旧式のiPod touchを出して、「このスマホもどきが目に入らぬか」とやったとかやらなかったとか。

そういえば、液晶が割れたiPod touchにぴったりの壁紙があったので変えてみた。

さらにクール!
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