「沈んじゃえ~。」って、思いながら、ニコニコ笑って、手を振ってるんだろうな。いや、「会社が船だとして、乗るか否か」って聞かれたらね。もしかすると心底性格の悪い僕は、我先に船に乗り込んで、船底に穴を開けているかもしれない。もちろん、救命道具を自分の分だけ用意して。なにをそんなに嫌っているのか、自分自身もよくわからないけれど、矛盾だらけと言い訳だらけな会社に飲み込まれて、自分自身も本来の矛盾だらけで言い訳だらけな自分に戻ったみたい。まぁ、社会人としてというだけでなく、一人の人間として未熟すぎるんだろうな。僕が全て悪いんです。
話は変わるけど、自分が辞めると聞いたときの、同期の気持ちってこんな感じだったのかな。自分の場合は、一切そういったことを言わずに辞めたから、もっと驚いたのかもしれないけど。聞いたときは、驚きはもちろんあったけれど、納得もした。そして、自分勝手な僕は、今後の自分に不安を覚えた。すっかり仕事を頼ろうと思っていたし、そうだったから、今の仕事を引き受けたのだし。聡明な人だから、僕の幼稚な言葉で結論を覆すことはないだろうけど、言ってくれていればと思うのは事実。一緒に仕事をしたかった。会社を変えたかった。
いつその結論を出した知らないけれど、きっとそんなに日にちは経っていないはず。にもかかわらず、全力で引き止めようとしない上層部には、今更ながら呆れてしまう。採用する時に何かしらの「覚悟」はなかったのだろうか。あなたがたの好きなパフォーマンスでもいい。そうするだけで誠意って伝わるはずなのに。人としてどうなのだろうと思ってしまう。いや、だからこそ見限る人が出てきたのか。
ごく一部を除けば人間関係は良好だし、仲がいいし、好きだし。それでいて、こんな気持ちにさせてくれるってある意味すごい。分析したら、「職場環境は、こうすれば悪くなる。」って本がすぐにでも書けそう。
寂しさというより、いなくなる実感が湧かないな。きっと、彼がいなくなって数日たつといないのが普通になって、1ヶ月たつころにはいないのが当たり前で、席替えしたら思い出すことも少なくなるのかな。そうなってしまうのが悲しい。ふと、引きとめ工作をして欲しくて、彼が辞めてしまうことを打ち明けたのかと思ったけど、彼らはそんな人間味溢れてないかな。やっぱり、まだ辞める日付も決まっていないのに、仕事のためとは言えその事実だけを伝えてきたことに怒りすら覚える。
きっと、誰もが誰かのせいにしたいのだろうな。売り上げが上がらない理由や、やる気の出ない理由を。パフォーマンスのためだったり、自己弁護のためだったり。全力で生きるのはなかなか難しい。
あ、関係者は、このことはまだ知らない振りをしてくださいね。